天使も喜ぶ ♡ 練り香づくりでした

今月の青山ゑり華 お香の会は、初めての練香づくり。

25種類以上の香料の中から、自分の好みで数種類を選び、量を計って調合します。

そして、炭粉と蜜を加え、乳鉢でネリネリ…

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ほどよい固さになったところで、掌でくるくる丸めます。

(作っているものは、とっても雅ですが、作業工程は泥んこ遊び風…笑)

練香が完成した後は、炉を使って、みなで薫香いたしました。

参加者10名でしたので、練香10種 ! それを次々とたいて、香りを味わいました。


香りを聞いてみたところ、本当に10種類が違う香りに仕上がっていて、みなさん驚いておられました。

さらには、みなで香名をつけあい、楽しみました。

名前のつけ方にも、お客様それぞれの感覚があらわれていて、そのお話を聞くのがまた楽しく、
まさに一粒で三度おいしい(練香づくり&薫香&香名の鑑賞)お香の会となりました。

この日は、お香の会始まって以来一番若いお客様…9才のお嬢さんが、お母様とご参加でしたが、

彼女の考えた香名が、また、ふるっていました。

「やさしさの天使」「明るい楽天家の天使」…すべての香名に「天使」がついているのです!

理由をたずねたら、「(ひとつひとつ違う香りだけど)共通点が“天使”(のイメージ)だったから」とのこと。

…ちょっと…素晴らしくありませんか ? (感涙)

この日参加された方は、みな天使になった気分に…。この時ばかりは、(私も客側になって天使にしてほしかった…)と思ってしまいました。

彼女が「音楽が好きなリズミカルな天使」と名付けた香りを、別の方は「和太鼓」と名付けていたりして、

香りのとらえ方に共感があったり、また、自分とは違った感性を楽しんだり、はたまた、イメージを言葉に置き換えるのって難しい…と悩んだり。奥行きのある会となりました。

みなさんの付けてくださった香名、一覧表にまとめてみましたので、練香参加者で3月5日以降ゑり華さんに行かれるご予定の方は、ぜひプリントをご所望くださいね!

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締めは、やっぱり、美味しいお菓子! 練香のイメージで…とお願いしたら、中にぎっしり餡子のつまったお饅頭が…真ん中には瑞々しい苺!

一粒で四度おいしい練香の会でした。