府中で香席 ◆ 野分香でした

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源氏物語の野分の巻が主題の「野分香」でした。

この日は、席主をやらせていただきました。

野分(台風)で乱れる秋の草花をイメージして、この着物にいたしました。

(府中フリーの同志、Mさんからいただいたお着物です)

この日、印象的だったのは、初めていらした男性が、

野分の香りを聞いて、「昔、ひいばあちゃんの部屋でかいだことのある香りだ…

そういえば、そういう道具(香道具)も置いてあった…(ひいおばあちゃんは)お香をやってたんだ!!」と、

4歳頃の記憶を思いだされたことです。

居合わせた全員が驚き、感激しました。

「今日、いらしたのは必然でしたね」と、ほほえむ香元。

彼は、この日、一座の夕霧=アイドルと化しましたね。

いや~こういうことがあるから、お香はやめられない。