博物館で香席 ◆ 美人香でした
狭山市立博物館での古心流の香席に出かけてきました。
その名も「美人香」。…なんか、面白そうでしょ?
私も初めての組香でしたが、レジュメを拝見して第一印象、マニアック!
でも、美人という普遍的なテーマなので、初心者の方も入り込みやすそうです。
答えを違う言葉に置き換えて記すのですが、そうすると、私は「赤染衛門」になりました。
ああー…百人一首に歌があったなぁー…と思いつつ、どんな人か思い出せず。
香りからイメージすると、才色兼備な大人の女性。激情を胸に秘めている。…みたいな。笑
これが、答えによっては、小野小町だったり、紫の上だったりするわけですよ。
ちょっとだけ古典を知っていると、かなり楽しいです。
イベントの時間の関係で、この日の美人香は短縮形で行われました。
上の香記をゲットされた高校生のお嬢さん。香席後の感想文を、一番最後まで残って、じっくり書いていらっしゃいました。
上の香記をゲットされた高校生のお嬢さん。香席後の感想文を、一番最後まで残って、じっくり書いていらっしゃいました。
この日のいでたち。 化粧に関係する組香だと聞いていたので、
そうだ…「鏡」!…と、鏡の刺繍のレトロな帯があったことを思い出し、こんなコーディネートにいたしました。(またしても鏡に映して自分撮り)
着物は身内の形見分けで頂いたものです。帯は大昔に鎌倉の古着物屋さんで求めたもの。
髪を横三つ編みにして、サナトリウム風です…?