落語「お菊の皿」&香席「十炷香」をしました

落語つきの香席は、古心流内では過去に数度やっておりますが、
ゑり華さんでも、もう4度目になりました。

今回は「落語で怪談を」というリクエストがありまして。
嬉しかったです…

それならば、今回は、落語から広がる組香を…と思い、
落語は「お菊の皿」、組香は「十炷香」にいたしました。

十炷香は「テーマがない」、つまり「どのようなテーマでもできる」組香です。
そして、落語「お菊の皿」は「(十枚あるはずの皿が)一枚足りない…」というお話…
…なんとなくシンクロ具合が想像できませんか?笑

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落語の時に使った手拭と扇子です。
お客様から「(一反木綿は幽霊ではなく)妖怪では…」という鋭い突っ込みが…笑

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涼を呼ぶ和菓子で、香席後の茶話会。

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生菓子に加えて、今回はおまけをご用意しました。頂き物ですが…
先日、別件の差し入れで頂戴した「お菊せんべい」です。
「10枚入りと書いてあるのに9枚しか入っていない…」という落語のくすぐりそのままの洒落商品です。
圓窓師匠に落語を習っている別の連の方が、お煎餅屋さんに頼んで作ってもらったそうで…店頭では売っていない品です。
こんな貴重で面白いものを一人占めする気はさらさらなく、
お客様のお目にかけて、開封して味わって頂きました。
お香の会がさらに盛り上がりました~
ありがとうございました。