府中で香席 ◆ またまた競馬香でした

賀茂の競馬(くらべうま)開催当日の五月五日、府中フリー教室で競馬香が行われました。

香元を務めながら、(いま京都の上賀茂神社では小川で馬の足を清めている頃かな…)とか、(そろそろ一番を始める頃かな…)とリアルタイムに思いをはせながら、盤上の動きを楽しみました。

この日の香組は、もちろん、先日の青山ゑり華の時とは全く別のもの。

もうすぐ第二子が生まれるお香の仲間にエールを送る趣旨で、

途中まで組んでいた私が落馬したため(笑)、K師範が素敵な香組をしてくださいました。

四の「驀地(まっしぐら)」という香名にはしびれましたね。

私たち生徒に、まっしぐらに香の道を進んでいってほしいという、師範の親心を感じます。

この日は、お稽古後に、師範免状式があり、

また、その後には、府中のくらやみ祭で太鼓やお神輿に感銘を受けたりと、

一生忘れられない五月五日になりました。