七歩香でした (お待たせいたしました!!)
えり華さんで七歩香をしたのは、曲水香の前なので、2月でした…す、すみません。
記事がこんなに遅くなってしまって、七歩香に参加されたお客様で伽羅メルをご覧くださり、
「いったい、いつ載るのかしら…?」と思ってらっしゃる方も一名くらいはおられるのでは…と、実は毎日気がかりでした。(だったら、さっさとアップしなさい!)
はい。七歩香です。
今年は、えり華さんで、中国の故事や古典がテーマの組香も楽しんでいただこうと思いまして…
…となれば、七歩香は外せません!
この組香、テーマは七歩の故事です。
中国の魏の時代のお話です。
七歩あるく間に詩を作れ、できなければ首をはねると言った兄。
「七歩詩(七歩の詩)」という詩をつくり、兄を感動させた弟…
七歩あるく間に詩を作れ、できなければ首をはねると言った兄。
「七歩詩(七歩の詩)」という詩をつくり、兄を感動させた弟…
今回は、香組しながら、なんとも切なくて切なくて…だって、弟の詩の才能に嫉妬する兄の心理が痛いほどよくわかるんですもの…。
さて、香席では、
「豆」の香りを聞いて、「ギラギラしていなくて渇いた感じの香りだと思ったので、この弟は王位を狙うとか、そういう野心はないのでは…と思いました」とおっしゃったお客様がいらして、驚きました。
「豆」の香りを聞いて、「ギラギラしていなくて渇いた感じの香りだと思ったので、この弟は王位を狙うとか、そういう野心はないのでは…と思いました」とおっしゃったお客様がいらして、驚きました。
実際のところ、弟の曹植はそういう方だったようですが、私が感激したポイントは、
このお客様が、香りから受けた印象をテーマの世界に置き換えてイメージを広げていらっしゃったことです。
これが組香の楽しみ方の王道ではないかと思います…
えり華さんのお香の会は、もう4年目に突入いたしますが、お客様は毎回募集なので、5回以上いらしている方のほうがまだ少ないと思うのですが、みなさん、七歩もあるかないうちに、もう素敵な楽しみ方をしてくださっているようで、うれしいなぁ…♡
今回のお菓子は、菊屋さん、わざわざえり華さんへ取材にみえたそうです。素晴らしい…!
一度、香席にもご参加いただきたいものです。
お菓子の上に点点とついている豆は…足跡、ですね!
私は三歩いかぬうちに、美味しく頂いてしまいました~。笑
一度、香席にもご参加いただきたいものです。
お菓子の上に点点とついている豆は…足跡、ですね!
私は三歩いかぬうちに、美味しく頂いてしまいました~。笑