府中で香道具づくり ◆地敷をつくりました

昨日は府中教室番外編。師範お二人の指導の元、地敷づくりに励みました。

布もののお道具としては一番の大物といえる地敷…購入するとかなり高価です。

それが二時間ほどの作業で、ほぼ完成したマイ地敷が持ち帰れるとあって、

この日はいろいろな教室から約10名が参加しました。

お家元のお宅は、二間にわたって皆が布を広げ、

アイロンをかける者、印をつける者、裁縫をする者…布くずが舞い散り、

その間を師範が目まぐるしく教え回るという工場と化していました。

もともと不器用な私は、途中で脳内のアミノ酸が枯渇したのか眠くなってきてしまい、

「ね、ねむい~」
「ねるな~!死ぬぞ~!」

と、雪山遭難のような会話が交わされる中、

完成した者から順に、「おつかれさまでした~」と巣立っていきました。

私も無事、予定の工程まで完成することができました。(ブービー賞ですが)

でも、この日、一番うれしかったのは、久々にAさんに会えたことです。

彼女は、四隅に房飾りをあしらうという最終工程まで仕上げることができました。

すばらしい! …最後だけ、みんなで手伝ったけど(笑)

さて、この日私が仕上げた地敷は、恐れながら、次回青山ゑり華の香席で使用させていただく予定です。

組香に合わせて布を選びましたので、喜んでいただけるとよいのですが…。

会の日時・内容は近日中にお知らせいたします!