着物で香席6
着物は単衣…古心流のお仲間のMさんから頂いた着物です。
とてもきれいなピンク地で、ところどころに土筆などの植物の模様があしらわれています。
ご自分で仕立てられた昔のお着物とのことでしたが、しつけ糸がついたままでした。
ご本人未着用のまま、私が頂いてしまったわけですね。Mさん、いつもありがとうございます。
この素敵な着物のおかげで、香席を明るく務めることができました。
帯は…10年以上前に北鎌倉の古着物屋さんで購入したものです。
鏡の文様が織られているようです。
帯上げ…Mさんから頂いた、青い薔薇の模様がはいったしゃれたもの。
帯締め…何かのお返しで知人のご夫婦から頂いたもの。
おお。なんと、人様から頂いたものがほとんどですね。
自分で選んで仕立てる着物もいいものですが、
縁あって頂いた着物もいいものです。
その方のお顔を思い浮かべながら着物に身を包むと、
なんだか、守られているような気がいたします。
